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デ・リーズル カービン(De Lisle carbine)は1943年にイギリスで開発された、拳銃弾を使用する消音ライフルである。機構的にはボルトアクションライフルに分類される。 デ・リーズル コマンドカービン(De Lisle Commando carbine)とも呼称される。 == 概要 == 設計は南アメリカ出身のイギリス人であるウィリアム・G・デ・リーズル(William Godfrey De Lisle)により進められ、開発にはイギリスで生産されていたSMLE MkIIIライフルの生産ラインから不良品として分類された機関部やストックなどを流用し、弾倉にはコルトガバメントM1911A1の物を使用し製作された。 1943年には試作品が完成し、名称も「デ・リーズル カービン」となった。全長はサプレッサー部も含め894mmで、最大の特徴でもあるサイレンサーはマキシム型と呼ばれる、内部を多数の区画で区切りそれぞれの区画にガス抜き用の穴が開けられたもので、射撃時の発射音に対しては高い消音効果を発揮し、射程距離250mまで正確な射撃が可能だった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デ・リーズル カービン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 De Lisle carbine 」があります。 スポンサード リンク
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